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エラブンチュ 第13回

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元栄 教子
南国太陽農産の皆さん。左端が元栄さん。

元栄 教子(もとえ みちこ)
(南国太陽農産 代表)

略歴:
知名町にある元栄建設の経理事務を担当しながら、新たな島の商品開発に夢をかけ、建設業を取り巻く厳しい財政状況の中、新しい事業として、ブシュカンや、パパイヤ漬けなどの島の伝統的な商品の開発に取り組んでいる。

沖永良部島には、珍しいミカンの漬物がある。島の山地地形が多い中西部地区に生えている‘ブシュカン’という。漢字では「仏手柑」と書くようです。仏の手の意味だそうです。

この果物は、皮が厚くて普通のミカンのように食べることが出来ない。食用というより、観賞用と言った方がいいかも知れません。実際、「生け花」や「飾り」に用いられているようです。

島では、昔からこのブシュカンを漬物にして食していた。しかし、加工に非常に手間がかかるため、冠婚葬祭や大切な客をもてなすときにしか出さない大変貴重な漬物だったようです。

製造方法は、30日間熱湯をかけて、冷ました後に、両端を切って赤味噌に漬け込む。6ヶ月も経つとべっ甲色(透明な黄褐色)のつややかな色になり、輪切りにするとミカン特有の香ばしさが漂い、歯ざわりもしゃきっとした高級感のある漬物となる。

こんな知恵を島の先祖は残してくれた。

ぶしゅかん漬け

私は、島の食材で手作りの味を、広く売り出してみたいという思いがあった。この思いにぴったりの食材と商品がこのブシュカンという素材であり、漬物である。

島に生きる地元企業としては、先祖の知恵に学びながら、創意工夫を凝らして地元に還元できる商品を開発する責務があると感じている。


えらぶSHOPでは、南国太陽農産の商品を販売中
是非、ご家庭でお召し上がり下さい。
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